葬儀屋 独り言

葬儀について、一般葬、家族葬、仏事、日々の気づきなど、葬儀の仕事をする中でご縁を頂きお手伝いする中で、固定観念にとらわれずご当家と向き合える葬儀屋で居るために、ご協力よろしくお願い致します

安く受けることだけが正しいのでしょうか?

急遽手伝いに入った現場

本日、急遽手伝いに入った現場なのですが、御安置ホールが徒歩圏内に2箇所あり、ほぼ同時に依頼あったとのことで、呼ばれて手伝いしたのですが、ネットでの依頼という事で、火葬式とのことでした。片方は無宗教、もう一方はキリストにての依頼。火葬式プランということで、自分たちがお手伝いできる事もなく、安置所の提供くらいの案件です。

葬儀屋として正直迷いがあります。

昨今、ネットの普及により、葬儀業界も価格破壊が起きている中で、本日のような案件が増えています。葬儀代が安くなるのは、お客様にとっては良い事なのかもしれませんが、儀式的な事をせず、ただ、ご出棺するだけの考え方に正直抵抗を感じるのは、自分だけなのだろうか?紹介元のネット業者の縛りがある為、ご遺族の希望があっても、過度なサービスはできません。しかし、あまりに簡素すぎるので、自分の中ですごく葛藤があるのです。大手のように必要以上のオプションつけて、施行するのもどうかとは思いますが、本日のような現場は寂しい気がするのです。

本来の葬儀のあり方

何が正しいのかは正直自分にもわかりません。しかし、葬儀とは故人様にとって最後のセレモニーだと考えております。世の中がどんな流れになっていても、そこをみうしなうような施行はしたくないと、強く感じました。

 

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございます。