喪主様の一言...
本日のサポート現場にて
本日、施行サポートに入らせて頂いた現場です。ほぼ同時にお迎えがあり、一方を受注会社の社長が、もう一方を自分がお迎えに伺いました。
どちらも、福祉葬との事で受注先の社長の指示は、二家族とも自社の同一フロアーへと案内するとのことでした。
ちょっと待って、嘘でしょ💦
双方のご家族に説明して、ご納得頂けたのでご安置させて頂きました。
創価学会での友人葬
受注会社は、創価学会メインの葬儀社で、双方のお客様も学会員という事もありましたが、自分は大丈夫なのかと不安でしたが、全くの取り越し苦労でした。
八宗の葬儀では、正直あり得ない展開でした。全く関係ない当家を同じフロアーにご安置し、施行するなんて発想は自分にはないので...
福祉葬というのも功を奏した感じです。
一般的に八宗での福祉葬において、宗教者のおまいりを頂くことは必ずとは言わないまでも予算的に難しいものですが、友人葬の場合は成立する事を改めて気付きました!
何よりもお客様のお言葉に...
一番、衝撃を受けたのはお通夜を終えた後の、双方の喪主様が仰っていたお言葉です。双方共に故人に対して、きちんとお通夜をしてあげれて良かったと言っていた事です。
結果論にはなりますが、本日のケースは稀で、正解だったのかはわかりませんが、双方共に満足されていたのは良かったのかもしれません。
改めて思った事
自分達、葬儀社は何が正解なのかという事はない様に感じました。マニュアル通りに施行してもご満足頂けない事もありますし、本日の様に一見あり得ない様な事も、いろいろな状況から逆にお客様のご満足につながる事もあるのです。
大切なのは、先入観などに惑わされる事なく、しっかりお客様と向き合い最善の施行を模索する姿勢が大切なのだと、改めて感じました。
明日の葬儀、出棺もしっかりお手伝いしようと思います。