直葬の意味、ご存知ですか?
最近、葬儀形態の一つとして良く聞く【直葬】って、どの様な葬儀かご存知ですか?
直葬とは、原則として、お通夜告別式といった儀式をせず、ご逝去されてから24時間以上経過した故人様を、直接火葬場へお連れする葬儀形態の一つの方法を指す言葉です。
なぜ、改めてこの様な事を書いているかと言うと、当社にも何度か問い合わせがあったのですが、病院にてご逝去され直葬でお願いしたいのですがという電話がたまに入ります。しかし病院でご逝去された方を、直葬でお送りするのは不可能です。何故なら、直葬というのは、先にも書いた様にご逝去から24時間以上経っていないと火葬できないのです。すなわち、病院にてご逝去された場合、ご自宅もしくはご安置施設にお連れして24時間以上お過ごし頂いてからじゃないと火葬できないので、病院からの直葬は不可能だと言うことです。(コロナウィルスなどは直葬可能)葬儀などの儀式をしない事をご希望の場合は、直葬ではなく、無宗教形式もしくは自由葬と言うべきです。
この様な誤解を招く要因として、葬儀社の説明不足、低コストをうたう為の直葬という言葉の使い方が原因だと思います。
【直葬】というのは、事故、事件などにより警察案件となり検死など済ませ、ご逝去から24時間以上経過した故人様を火葬場へお連れする方法を指す言葉なのです。
低コストでのお葬儀 = 【直葬プラン】ではありません!ご安置施設利用がなく、儀式などもしないので結果、コストがかからないというだけの事です。