葬儀屋 独り言

葬儀について、一般葬、家族葬、仏事、日々の気づきなど、葬儀の仕事をする中でご縁を頂きお手伝いする中で、固定観念にとらわれずご当家と向き合える葬儀屋で居るために、ご協力よろしくお願い致します

未来に繋がるきっかけに

 

endingkun.hatenablog.com

 

一つの例として

昨日より、手伝い入らせて頂いた葬儀の中で、返礼品として花の種を従来の返礼品と一緒にお持ち帰り頂きました。今回、グロリアスさん【キリスト教会専門葬儀社】さんの試みの一つなのですが、素晴らしい発想だと思いました。どういうことかと言うと、自分の理想とする葬儀の意味合いの中で、残されたご家族や、参列して頂いたご会葬者の皆様方の、記憶に残る葬儀の提案というものがあります。葬儀というものがただの儀式として行われるのではなく、送る側の方達にも記憶として残り、かつ故人様のご供養をしていく中で、形として残る葬儀を提案していきたいという、理想が自分にはあるのですが、今回の葬儀ではその事が見事に実現されている葬儀でした。

まさしく未来葬

自分が独立して確立したい葬儀の形。それが Ending Road でいう未来葬です。今回のグロリアスさんの葬儀は、まさしく未来葬でした。祭壇のコンセプトといい、返礼品に込められた想いといい、自分にはすごくまぶしく映りました。故人様のご趣味がガーデニングというところからのご提案、素晴らしいの一言です。故人様のご趣味からかたちとなったガーデニング祭壇、見送った皆様にお持ち帰り頂いた返礼品の花の種送られる方から送る方達へのバトンタッチ、完璧な未来葬でした。

f:id:endingkun:20190528191539j:plain

今回の葬儀のように

だた、儀式としての葬儀ではなく、葬儀に関係された皆様に何らかの形で、故人様を振り返り、想い起こし、引き継いでいく。こんな素敵なきっかけになるのも葬儀の大切な意味合いなのだと考えております。一つ一つが Only Oneでなければならないのだと、思います。そんな葬儀を提案していける葬儀屋になりたいものです。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。