葬儀屋 独り言

葬儀について、一般葬、家族葬、仏事、日々の気づきなど、葬儀の仕事をする中でご縁を頂きお手伝いする中で、固定観念にとらわれずご当家と向き合える葬儀屋で居るために、ご協力よろしくお願い致します

昨日、今日と

昨日から手伝い入った現場

朝鮮総連からの依頼で手伝い入った現場、サポート入りました。会葬者200人弱の葬儀でスタンド花の移動大変でした。式場に収まりきらず、ロビーにも溢れる程でした最近の現場は1日葬とか家族葬とかが多いので、正直大変でした。朝鮮総連現場も昔から比べると、規模は小さくなったとはいえ、札幌市内に関して言えば最近にしてはかなり大きい規模の葬儀でした。正直、複雑なものがあります。

昨今の葬儀事情

札幌では、最近は低予算、少人数で葬儀を済ませようと希望されるお客様が多いように感じます。決して悪い事ではないのですが、一昔前と比べると本当に最近はそのような現場が多いように感じます。ご近所付き合いの稀薄さや、核家族化の影響もあるのかもしれませんが、葬儀の仕事をさせていただいている中で、このような流れが良い事なのか考えさせられるのも事実です。何故かというと、葬儀を小規模化するということは、一見葬儀代金もおさえられるのですが、一方でお香典が集まりにくいのでお客様の持ち出し金が多くなるということです。こうゆう考え方はするべきではないのかもしれませんが、事実なのであえて書かせていただきます。

十数年前は

自分が葬儀業界に入った頃は、家族葬という言葉もなく、一般的な葬儀でも会葬者の数もあり、集まったお香典で葬儀代の大半をまかなえる現場は普通にあったように感じます。しかし現在は家族葬のような規模の葬儀が多く、葬儀代としては金額も抑えられますが、そのほとんどを当家様、持ち出しの形が多いように思うのです。故人様の死を悼み、ご縁のある方がたくさん集い、ご供養する場であるはずの葬儀は古いのでしょうか?なんか寂しい気がしませんか?

自分の理想は…

そんな流れの中でも、自分は葬儀というものを通して、故人様の人生の足跡を辿り残されたご遺族にとってただの儀式ではなく意味のある、心に残る葬儀を提案していける、葬儀屋でありたいと考えています。時代錯誤といわれるかもしれませんが、葬儀とは故人様、ご家族様にとって大切なセレモニーだと思うからです。時代の流れに添いつつも新しい発想を大切にこの仕事にたずさわって行きたいと思います。

 

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。