葬儀屋 独り言

葬儀について、一般葬、家族葬、仏事、日々の気づきなど、葬儀の仕事をする中でご縁を頂きお手伝いする中で、固定観念にとらわれずご当家と向き合える葬儀屋で居るために、ご協力よろしくお願い致します

家族葬について!

現在、主流になりつつある家族葬

最近、札幌で人気の家族葬!皆様は家族葬ってどんな印象なのでしょう?全ての方がそうだとは言いませんが、家族葬を勘違いされてとらえられている方が、少なくない様に感じるのは自分だけでしょうか?打ち合わせをさせて頂く中でよくお客様で、うちは家族葬でじゅうぶんだからと、耳にします。これってどういう意味でおっしゃつてるんだろうとよく思います。

そもそも葬儀をやるにあたって、家族葬だろうと一般葬であろうと、私達、葬儀社からするとさほど変わりません。強いて言うなら、一般葬に比べ、家族葬の方が会葬者が少ないのだというくらいしか変わりはないと思います。一部の葬儀社が家族葬という言葉を手頃な予算で行える葬儀だというデタラメなイメージを、植え付けた様に感じます。予算的にいえば、家族葬にしたからといって、葬儀を安く済ませられる訳では無いという事です。一般葬と比べ、会葬者が少ない分、香典返しの数とお食事の量が減るくらいなのです。もっといえば、会葬者が少ない分、お香典が集まらないので、ご当家の持ち出しが結果的に増えるという事です。

実際に、札幌近郊の地域には、ご近所付き合いが濃く、会葬者が多く来られる地域がありますが、葬儀の規模は大きくなりますが、お香典も集まる為、ご当家の持ち出しも無く、逆にお香典収入の方が多くなり、結果的にプラスになるケースも少なくないのです。この事を理解された上で、お客様が家族葬を選択されているのであれば、良いのですが、葬儀社からの見積もり額ばかり気にされて、結局、ご当家の負担が増えている様に感じるのは、私だけでしょうか?

ここでは家族葬のメリット、デメリットをあげてみたいと思います。

メリットとしては

・親族のみなので、必要以上に気を使わなくて良い

・故人様としっかりお別れができる

・故人様とご家族様らしい葬儀ができる

デメリットとしては

・お香典収入が少ない分、ご当家の持ち出し額が多くなる

・お葬儀終了後の一般の方への対応が大変な場合がある

他にも、いろいろありますが、今回はお伝えしたい事だけにしておきます。家族葬も本質をしっかり理解されていての選択であれば、素晴らしい葬儀のスタイルの一つだと思います。しかし、家族葬にすれば予算をおさえることが出来ると思われている方がいたら、それは間違いなので、その事を知ってもらえると嬉しいです。

弊社、Ending Roadでも家族葬はプランの中にありますが、基本的には一般葬とベースの金額は変わりません。祭壇に入れる花の料金と返礼品、お食事の量が変わるくらいです。詳しくはお問い合わせ下さい。

 

www.0223-endingroad.jp