葬儀屋 独り言

葬儀について、一般葬、家族葬、仏事、日々の気づきなど、葬儀の仕事をする中でご縁を頂きお手伝いする中で、固定観念にとらわれずご当家と向き合える葬儀屋で居るために、ご協力よろしくお願い致します

どんな葬儀が求められるのか…

 

endingkun.hatenablog.com

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皆さんは、どんな葬儀が理想なのか?最近、そんな事ばかり考えてます💦

  • 値段なのか
  • 内容なのか
  • それとも…

日々、仕事をしていて、これからの選ばれる葬儀社とはどんな形なのだろうと!人間なら生きてる限り必ず訪れる死という現実、そして葬儀。なかなか、具体的に考えている方は少ないのかもしれません。しかし、誰もが必ず直面する事なのです。そういう仕事をさせて頂いてる自分達も、真剣に考える必要があると思います。

近年の傾向

ここ、10数年の間に業界も大きく変わりました。自分が業界に入った頃は葬儀の値段も今と比べれば、かなり高かったように記憶しています。今、思えば葬儀屋の言い値だったイメージがあります。規模としても会葬者も多く、必要経費がかさんでいたのも事実です。しかし、現在は核家族化や宗教離れも進み、札幌市内に関して言えば、会葬者が集まる葬儀も少なくなり、それにともない家族葬の支持率が強くなり、葬儀費用も極端に安くなっています。ネット普及も葬儀費用の値崩れの一端となっているのが現状です。値段だけなら安くなるのはご当家にとっては、良いのかもしれません。ですがそればかりに囚われて、いろんな事を簡略化されてしまっているのも事実です。

大切な事が置き去りに

そんな流れの中で、気づかれてる方もいるとは思うのですが、本来の葬儀の大切な部分が置き去りになってる気がするのです。故人様の人生の最後のセレモニーが葬儀だと自分は考えています。また、ご遺族からすれば、現在の自分達が存在出来ているのも、故人様がいたからなのです。葬儀とはその事を改めて考えたり感じる為に、あるのだと思います。

そんな流れの中で

自分はある使命感を持つようになりました。葬儀屋としてたくさんのご当家とご縁を頂き、お手伝いしている中で今だからこそ、新しいビジョンを持って葬儀について考えて行こうと!

忘れてはいけない大切なものと、これからの時代の中で維持が難しくなっていくものとをしっかり見極め、ご提案できる葬儀屋が必要だと…

今、自分の中で明確になってる事を書いておきます。

  1. 葬儀予算は必要なものは、それぞれ違うので安くすれば良いわけではない
  2. それぞれのご当家にあったスタイルが必要
  3. ご供養の方法も残されたご家族の負担とならない方法のご提案
  4. 今までの常識にとらわれない葬儀のご提案
  5. ご当家の絆を再確認することのできる場が葬儀であるべき

今のところ、これらの事が実現できる葬儀の形を作っていきたいと思っております。まだ増えるとは思いますが、とにかく自分はオンリーワンの葬儀屋になる為、ブログを介して今後もいろいろ考えていきたいと思い、書かせて頂きました。

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!