最近、手元供養増えてます
本日、仏壇店に来られたお客様
ご自宅にお骨の一部をご供養の対象として
東北のお母様の地元にて、直葬にてお葬儀をされ(無宗教)お母様のご供養の為、お仏壇を探されているとご来店。まったくわからないので色々教えて欲しいとの事でした。その中でお話し伺っていくと、お仏壇の中にお骨の一部を分骨してのご供養、ご希望されてると分かりました。
最近、すごく多いのです
自分が以前、お手伝いさせて頂いたご当家様にもいらしたので、一つの例として書きます。その方はお母様を亡くされ、故人様のたってのご希望でご自宅でのお別れ、こちらも無宗教でした。1日ご家族だけでご自宅で過ごされ、ご出棺。ご自宅も大きくはありませんでしたが、すごく凝った作りのお洒落なお宅でした。ご家族の希望で海洋散骨をしたいとの事で、お手伝いさせて頂き、お骨の一部を手元供養という形でご自宅に残すご提案させて頂きました。
分骨証明です
今回、皆さんに覚えておいて頂きたい事です
分骨証明書とは?
分骨するときに発行されるのが分骨証明書。分骨証明書には一般的に故人の名前や性別、死亡年月日などが記されています。火葬場の分骨で発行されるのが“火葬証明書(分骨用)”で、すでに納骨されている場合には“分骨証明書”になります。
分骨証明書は分骨に必要なものではなく、「分骨をどこかに納骨する」というときに必要な書類。なくてもよいのは、分骨したものを散骨するときだけです。
気をつけたいのは手元供養のとき。手元にある間はいらないのですが、なにかあって遺骨をどこかへ納めなければならないときに必要となりますから、念のために収得し、大切に保管してください。
この書類の事を知らない方が非常に多いのです。こちらの書類は火葬場または最寄りの役所にて地域によりますが数百円程度で発行してもらえます。
分骨して手元供養されるご供養は素晴らしい事だと思います。ただ、この書類の事を知らない方が多いのが現状です。また、葬儀社からの説明がないのもさびしいかぎりです。是非、この機会に覚えておいて頂きたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。