業界あるあるです
本日の現場にて
葬儀の仕事をしているとよくある事なのですが、ご当家様と親族様の間にて、葬儀プランについて意見が別れ、もめたとまでは言いませんが少しギクシャクした雰囲気になってしまったので、その事について葬儀屋目線で感じたことを書いてみたいとおもいます。内容としては、喪主様としては故人様の希望もあり、ご兄弟などには知らせず、葬儀にも予算をかけずに送って欲しいとの希望で、喪主様である奥様は故人様のご兄弟にも知らせずに、私達葬儀社を手配し1日葬で受注させて頂きました。ところが何も知らされていない故人様のご兄弟が病院へお見舞いに行かれて、故人様がお亡くなりになった旨を看護婦さんより知らされて、血相変えて式場にこられたのです。そのような背景を聞かされていなかったので、正直いうと、はじめのうちは対応にこまりました。喪主様と故人様のご兄弟との間にはさまれた感じになったわけです。
最近、似たようなケースが増えました。
よくもわるくも、最近このようなケースが増えてきたように感じます。小規模での葬儀が悪い訳ではないのですが、核家族化の影響なのか親族間の葬儀に対しての考え方の違いから、施行中に本来一番大切にしたい故人様とのお別れを、目の前にされているにも関わらず、皆様の関心が違うところに向けられてしまっているのです。このような現場を目の当たりにするといたたまれない気持ちになります。
改めて、葬儀屋の難しさ感じさせられました。
親族間での意見の食い違いから、生まれるもめ事は葬儀にはついてまわることなのかもしれませんが、自分も無力さを感じさせられた現場となりました。
皆様も自分もブログを見て、何か思うところがあれば是非ご意見頂けるとさいわいです。また、なかなか普段の生活の中では話題にしずらいかもしれませんが、機会をみてご家族皆様で葬儀について話し合ってみるのも、大切だと感じます。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございます。