改めて...
葬儀の打ち合わせにて！
改めて、葬儀の打ち合わせって、難しい！そう感じました。
先日の現場にて、打ち合わせから担当させていただいたのですが、結論から言うとクレーム頂きました。お客様の希望のプランでお式などは行なわず、火葬のみの火葬式での受注だったのですが、丸一日ご自宅に御安置してのご出棺だったのですが、残暑も厳しく、蒸し暑かったのでご納棺前に、湯灌処置お勧めしたのですが、結果としてその事がきっかけでクレームとなりました。
火葬式プランは、宗教者のお参りなどもなく、予算的にもご家族にとって負担の少ないプランなのですが、オプションで湯灌をオススメしたのがダメだったようです💦
皆様は、湯灌ってわかりますか？ご納棺前に、故人様の着物の着せ替えやお身体を最後に綺麗にしてあげる儀式の一つです。個人的には葬儀の中でもっとも大切なものだと自分は考えております。湯灌師によるご処置の他に、ご家族皆様にもお手伝いして頂いて、故人様のお顔まわりなどを綿花などで綺麗に拭いてあげる儀式なのですが、ご家族が故人様にしてあげる最後のお世話という意味でも、葬儀の中でとても印象に残るものだと思います。しかし、今回のお客様には伝わらなかったということです。基本プランから予算がプラスになった事が結果的にクレームになった訳です。受注時にもご説明して、了解いただいていたのですが、自分の説明不足だったのかもしれませんが、20年近くこの仕事をしてきて、湯灌のオプション追加でクレームになったのは初めてです。
最近は、葬儀業界でも低予算をうたって色々なカタチのプランがありますが、安ければそれで良いのでしょうか？自分の力不足もあったのかもしれませんが、正直寂しい気持ちになりました。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
