葬儀の発生から完了までの流れ Part4
前回は枕教の流れを書きましたが、今回はお葬儀の打ち合わせについて書いてみたいと思います。時間帯、葬儀ご希望日程にもよりますが、枕経、お寺様との打ち合わせ後、そのままやらせて頂く事になるかと思います。
自分が施行する場合、故人様はもとよりご家族様の想いのこもったお式をご提案するため、一番はじめに、故人様のお人なり、どのようなお式にしてあげたいかなど、ご家族の希望を聞き取る事から始めます。大げさかもしれませんが、ここが一番重要だと思っています。(ただ、お葬儀をこなすだけの葬儀社にはなりたくないので...)
次にお式の形式を決めていきます。例として挙げておきます。
- 直葬 お式をしないで火葬
- 一日葬 通夜をせず葬儀のみ
- 無宗教葬(自由葬) 宗教者を呼ばず、会食形式での葬儀
- 家族葬 ご親族、近親者のみでの葬儀
- 一般葬 故人様が生前お付き合いのあった方などにお知らせしての葬儀
- 社葬 故人様のお勤めされていた企業様が施主となり行う葬儀
この形式により施行する会場の規模も決まるのでお聞きいたします。続けて以下の項目を順次決めていく事となります。
- 日程の確認
- お寺様の人数(お布施、院号の有無)
- 葬具の確定
- 会葬者人数(予想)
- 湯灌方法を選んで頂きます(古式湯灌、シャワー湯灌)
- 御遺影写真確認
- 香典返しの選定
- 引き出物の選定
- お食事(夕食、朝食、火葬場お弁当)
- 霊柩車、霊柩バスの種類
- 火葬場控え室の有無
- 夜具の数(予想)
- 葬儀スタッフ(司会、接待、受付)
- お棺の選定
- 祭壇の選定
大まかに挙げてみました。この他にも打ち合わせ必要なものもございます。ここまで決まれば葬儀代の概算をお出しできるのかと思います。
※プラン型の準備もありますが、葬儀の場合会葬者人数など、実際にやってみないと 分からない部分もあるため、事前見積もりから変更になる場合もございます。
状況にもよりますが、葬儀打ち合わせには、1~2時間位はかかると思うので、ご家族の体調、時間帯など考慮して打ち合わせさせて頂いております。
以上が打ち合わせの流れになるのかなと思います。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。