葬儀屋 独り言

葬儀について、一般葬、家族葬、仏事、日々の気づきなど、葬儀の仕事をする中でご縁を頂きお手伝いする中で、固定観念にとらわれずご当家と向き合える葬儀屋で居るために、ご協力よろしくお願い致します

葬儀の発生から完了までの流れ Part3

 

こんにちは、少し間が空いてしまいましたが、本日は枕経からの流れを書いてみたいと思います。

そもそも枕経とは何のことかご存知ない方も多いと思います。簡単に説明すると故人様がお目を落とされ直ぐに頂く最初のお経の事を指しています。御安置が整う時間帯にもよりますが、菩提寺のある場合は菩提寺に、ない場合は私共が宗旨に合わせたお寺様をご紹介いたします。この時に最近多く見受けられるのが、自分達の宗旨をご存知のない方がとても多いように感じます。そうならないように宗旨が曖昧な方は、事前にご親戚の方などに聞いておくとよろしいかと思います。また、今までお付き合いしていたお寺様が好きじゃないから、紹介してほしいというのも多いですね。この時の注意点としては、故人様のお骨をどのようにご供養していくかが大切になってきます。お寺に納骨堂をお持ちの場合や、お墓がお寺の管理墓地の場合、そのお寺のお檀家様ということになりますので、その場合は私共葬儀社からの紹介は後々、トラブルに繋がるため、お断りしています。実際、菩提寺を通さず、葬儀をしてしまいトラブルになったケースも耳にした事があるので、大切なポイントだと思います。

基本的にお寺様にはご当家様から一報入れて頂くことになります。

f:id:endingkun:20190322104148j:plain

 

お寺はご当家からの一報を受け、御安置先へ来てくれる流れとなる訳です。枕経のお経自体は短いお経となります。お経が終わった後、お寺様と打ち合わせしていただくのが一般的です。

どんな打ち合わせをするのかというと、御戒名または御法名をお寺様に着けて頂くのですが故人様の人となりやご趣味などをお伝えしてその内容を合わせて御戒名、御法名を付けて頂くきます。その他、葬儀の日程、場所、時間などお寺様と打ち合わせ頂く事になります。この時に大切なのがお寺様にお布施について確認が大切です。決してお伺いを立てる事は失礼ではないので、直接確認する事は大切な事だと思います。

以上が枕経の一連の流れとなると思います。参考にしていただければと思います。今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。