葬儀屋 独り言

葬儀について、一般葬、家族葬、仏事、日々の気づきなど、葬儀の仕事をする中でご縁を頂きお手伝いする中で、固定観念にとらわれずご当家と向き合える葬儀屋で居るために、ご協力よろしくお願い致します

お仏壇のお焚き上げ回収💦

本日、お仏壇お買い上げのお客様のご自宅へ行き、ご納品させて頂きました。曹洞宗の唐木のお仏壇から現代仏壇への買い替えのお客様だったのですが...

 

お寺様へ依頼している魂抜き後、今までお使いのお仏壇お焚き上げ回収に伺う予定でいるのですが、本日納品時に確認させて頂きました。

 

確認させて頂いてまず思ったのが、回収予定のお仏壇が大型の物で、とにかくデカイというのが、率直な印象でした。

 

お客様のご自宅もマンションの5階で、回収時の事を想像すると不安しかありません💦どうしようって感じです。

 

最近、お仏壇買い替えのお客様も多く、ありがたいことではあるのですが、回収予定のお仏壇が大型だと、正直悩みも増えるのは自分だけでしょうか???

 

どうやって回収させていただくか。また一つ悩みが増えました!

 

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お焚き上げとは...

お焚き上げは、「大切なものは宗教的な儀礼にのっとり、炎とともに処分する」という思想を受け継ぎ、現代に至っていると考えられます。
お焚き上げの対象になるものは、主にお仏壇、およびお位牌、護摩札および学業成就、交通安全等のお守りなどです。これらは一般的に、所有者が入手された際に宗教者が「開眼(かいげん)」あるいは「魂入れ」と呼ばれる儀式を行い、魂を入れます。これによって、宗教的なアイコン、いわゆる「魂」が宿ったものとなります。

それら、「魂の宿ったもの」を手放すことが「お焚き上げ」ですが、つまり品物を焼くに先立って、魂を抜く処理をすることが推奨されます。あくまで心の問題ですが、私たちのご先祖様はこの国に生まれ、暮らす中で、長い間、「魂の宿ったものは、魂を抜いてから処分する」という風習を尊重してきました。先人の知恵の尊重は大事なことですので、少しでも気になるところがあれば、僧侶や神主に依頼して「魂を抜いて焼却」というまっとうなお焚き上げの手順を踏むことをお勧めします。その「魂を抜く作業」は「閉眼(へいげん)」もしくは「魂抜き」と呼ばれますが、通常は僧侶や神主が、独特の手法により行います。