葬儀屋 独り言

葬儀について、一般葬、家族葬、仏事、日々の気づきなど、葬儀の仕事をする中でご縁を頂きお手伝いする中で、固定観念にとらわれずご当家と向き合える葬儀屋で居るために、ご協力よろしくお願い致します

これで良いのだろうか?

最近、やたら目に付きます😓

どうしても気になるので...

本日、某大手葬儀社葬儀施行のお客様のところに当社で仏壇お買い上げ頂いた方がいたので納品の為、ご自宅にお伺いした時のお話です。

四十九日前だったので、お客様のご自宅に、後壇(中陰壇、納骨までの間ご遺骨を安置しておく祭壇)があったのですが、お客様にこの祭壇どうしたら良いのかと質問されました。自分からすると、エッて感じです。というのは全てとは言いませんが通常後壇の費用も葬儀代に含まれている事も多く、使わなくてなった後壇は葬儀社が引き取りに来るか、もしくはお客様自身で処分して頂くよう案内するのが一般的なのですが、その案内が無かったためお客様も困惑されていたようで、仏壇納品に行った自分に質問されたようなのです!しかも、御本尊まであったためエッて感じに...💦

後壇、仏具だけであれば自分のところでお焚き上げさせていただくので、特に困らないのですが、御本尊はそう簡単にはいきません!

何が言いたいかと言うと、最近このようなケースがとても多いのです。説明不足なのかそこまで手が廻らないのか?前者ならまだ良いのですがそうじゃないとしたらこれは葬儀社の怠慢だと思うのです。そもそも後壇とはかけがえのない故人様の御遺骨をご安置していた祭壇です。お客様自身で処分して頂くよう案内するのも自分的には理解に苦しむのですが、その事にすらお手伝いせず、放置してしまう葬儀社が増えてる気がするのです。まして御本尊まで置いて行ってるのに...。

葬儀を依頼される前や依頼を受けた時は「何でもご相談ください」「何でもお手伝いします」と言っているにもかかわらず、葬儀を終えられた当家に対してのフォローがないがしろにされている現実が垣間見える事が、同じ葬儀社として許せないのです!それじゃ無くても、ご遺族様は大変なお悲しみの中、慣れないご葬儀をされる訳ですし、数ある葬儀社の中、ご縁を頂きお手伝いさせていただくのが葬儀社な訳で、このようなケースが最近本当に目に付きます。

似たようなケースは葬儀業界だけではなく他業界でもあるのかもしれません。利益の追求のみにとらわれ、やれコストをかけるなだの、無駄をはぶけだの、その為に本質がないがしろになるのは見過ごせなかったので、お話しさせていただきました。

皆様はどのように思われますか?

最後まで読んで頂き、有難うございました。